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2017年6月17日土曜日

ヒットはしなかったが世界的に評価が高いらしい『カウボーイビバップ』がアメリカで実写テレビシリーズ化決定!


 世界的に評価が高いのは知らなんだ。
 青木無常でございますわよ。

ピン(素材使用・イメージ画像)


 サンライズが本気で制作し界隈では放映前から期待値高めだったにも関わらず、暴力事件やポケモンショックなどのあおりを受けて局側の規制が突然強くなり一部エピソードしか地上波放映されなかったSFアニメ『カウボーイビバップ』。

 ルパン三世の影響が強すぎるとか見てもいない連中から見当はずれも度がすぎる揶揄を喰らったりといろいろ不遇エピソードにこと欠かない作品ですが、まちがいなく日本SF史上に残る名作であります。

 その『カウボーイビバップ』が、アメリカで実写ドラマ化されるらしい。えええ…?



GIZMODO 2017.06.07 18:45
アニメ『カウボーイビバップ』がアメリカで実写TVシリーズ化!
http://www.gizmodo.jp/2017/06/cowboy-bebop-live-action.html


 現時点ではまだ期待よりは不安のほうが大きいが…やっぱり不安値小さくなかった『ゴースト・イン・ザ・シェル』も蓋をあけてみれば(世間の評価はともかく)充分以上に満足のいくできばえでしたので。

 とりあえず「ビバップ」も進捗を心待ちにしたい感じでござんす。



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 テレビ東京の夕方くらいから放映されていたと記憶しているのですが、オープニングの『Tank!』がいきなり流れ出した時点で私も思わず身を乗り出してしまったのを今でも鮮明に覚えております。

 が、最初に放映されたのは実質「第二話」。

 当時はそのことは知らずに、なんか初回にしてはおとなしいストーリーだなあ、と、拍子抜けというほどではないにしろ若干の肩透かし感はなきにしもあらずだったのですが、のちに未放映の第一話を視聴できたときは

  これだったんだ!

と膝を叩かんばかりに得心した記憶もまた薄れることはござんせん。

 暴力表現が過激すぎて放送が見送られた第一話に限らず、地上波の画面に流されたのは比較的おとなしいエピソードが多く、(テレビ版の)最終回など総集編の形をとりながら局側の腰砕けな決定を揶揄するかのごとき内容。

 結局、WOWWOWで放映されたものを知人に貸してもらって無事全話見終えたときの感慨もまたひとしおでございました。



銃(素材使用・イメージ画像)


 そういう経緯もあってか、界隈でもいまひとつ盛り上がったイメージがない作品ではあったのですが、数年後に制作された劇場版オリジナルを観にいったときにまたひとつ、軽い驚愕が。

 平日昼間であったにも関わらず、超満員とはいかないまでも空席がほとんど目立たないくらいの入り。

 しかもカップルや家族連れ率はかなり低く、逆に私のようにひとりで観にきている人が通常の劇場作品では考えられないくらいに多かった。

 こいつら、マニアなのかなあと浮かんだ予感は的中といっていいのか(^_^;)、それまでのエピソードを見ていなければわからないような場面でいっせいに笑いが巻き起こったりしてまして。

 仲間づれの姿が異常に少ない一匹オオカミばかりの観客のあいだに、言葉にはならない一体感が生まれ育っていくという稀有な体験を、公共の場である映画館で私は初めて目の当たりにしたものでござんす。

 このひとたち全員(個人の感想(^_^;))、この作品が好きでたまらなくて、毎回楽しみに観ていたあげくにここに足を運んでいるのだなあ。

 と、ひとりで勝手に感慨に浸れてしまうほどの雰囲気が、映画館という「個」が常態のはずの空間に横溢していたのでありますよ。いやホントに。




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 今回の実写化の話はまだ報告の域を出ず、具体的な部分はほとんど情報が見当たりません。

 んが!

 こういった、静かな、それでいて深甚な熱量を内包する作品をリメイクするのに商業主義的な姿勢一辺倒で話が具体化することもないのでは、と、そういう意味でも期待したいところ。



 物語は2071年の太陽系を舞台に、テクノロジーと日常感・異世界感や厭世観などが奇妙に混淆した社会が展開する未来の人々の生活を軸に。

 賞金稼ぎの主人公たちがハードに、あるいはときにドタバタ感満載で、リアルな裏社会の描写を交えつつ個性あふれる賞金首をめぐって繰り広げる渇いた孤独な大人たちの日々が描かれていく。



火星(素材使用・イメージ画像)


 典型的なジャパニメーションでもない。

 ハードボイルドとも、毛色がちがう。

 冒険物語でもない。

 単なるアクションものでももちろんない。
 それでいて、危険や犯罪ととなりあわせの裏社会で男たち(女もいます、もちろん)が織りなすさまざまなエピソードが渇いたムードで淡々と語られていく。

 そんな物語でありますよ。



 いまはすっかり大御所というかその実力を評価されている菅野よう子の音楽も、職人肌にすばらしいものばかりだったんですが、そのあたりがどうなるのかも気になるところ。



 未来の太陽系社会もよい意味でエスニック感がちりばめられた無国籍な感じの世界観なので、外人が演じても違和感はない…カモ(^_^;)…しれないし。

 考証しぬかれたメカ群がどう実写化されるのかにも大いに期待がふくらみます。



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 今後の情報を心待ちにしつつ本日は以上。
 最後まで読んでくれてありがとう。
 それでは、また~(^_^)/~~